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ジビエを食べよう

カテゴリー │地域活動イベント農業どうする浜松

先日、ジビエ講習会に参加しました
ジビエは、食用となる野生鳥獣肉のことです。
先月ジミートさんで購入した鹿肉が、予想以上にサッパリしていて、美味しかったことと、またどうしてこのようないかにも大変な事業を女性が承継し、さらに進めようと努力される理由を知りたかったので講習会に申し込みました。
日本では、かつて山の生態系のトップに君臨していたオオカミが絶滅し、山の生態系は乱れています。特に里山に多く下りてきているシカは、木の新芽だけでなく、森の下草も食べ尽くし、農作物に被害を与えます。
ジミートの髙林麻里さんは、狩猟免許もとり、また猟師さんからもシカを受け入れています。
さ環境カウンセラーの桑鶴さんからは、まさに崩れゆく山の生態系と災害リスクについて、環境保全の立場からわかりやすく教えてくださいました。
鴨家キッキンの金澤 眞生子さんはシカ肉の調理法をタンパク質の性質から、科学的に教えてくださいました。
そして、ジビエの食事会。とても美味しい、ヘルシーなお料理でした。ソーセージもとてもおいしかったです。
鹿肉は高たんぱく、低カロリーで鉄分も豊富に含まれます。
いま、山で起こっていることは、街や下流に住む人々の生活とも繋がっています。
見本のお肉(鹿肉ロース)を参加者全員でじゃんけんし、なんと勝ってしまったので、早速晩御飯に教えていただいたローストペニソン(牛肉はビーフ、豚肉はポーク、鹿肉はぺニソン)作りました。



鹿骨を利用して絵画を描くアーティストも同じテーブルで、大変充実した時間でした。
この一連のお話をもっと多くの方に聞いていただきたいし、この取り組みが持続できるよう応援していかねばならないと思いました。
衛生的に処理されたジビエをぜひご賞味下さい。
ジミートさんの鹿肉は三方原のファーマーズマーケットで購入できるそうです。





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