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足を引っ張る友

カテゴリー │2018年以前理科のことつぶやき

この数日、気温の変化が大きいですね。
数日前には種をまきながら汗をかいてしまっていたのに、夕方から急に冷えてきたりして身体がビックリしているようです。

火曜日のこと(今日は木曜日ですけど・・つまり後で書こうと思って結果二日後に書いています)
ザリガニ夫婦に餌をあげていたところ
ん?なんだか・・  視線を感じる・・???
だれもいない?
お隣のおばちゃまも朝市に先程出かけたし・・  
ふと左後方を見ると
「わぁ! シオカラトンボ君 あなたでしたか!」

足を引っ張る友

シオカラトンボのヤゴを自宅前の排水路で見つけて水槽で飼っていたものです。

長女が小中学生の頃、シオカラトンボの研究をしていたので多くの羽化をみてきたので
これはたぶん早朝に羽化して数時間が経ったところだと思います。(その時点で7時半くらい)
まだ開いていないし、羽が十分に伸びきっていません。
飛び立つまでにはまだ数時間かかるなと思い、私は家事の続きおすまし
そして昼前にもう飛び立ってしまったかな~と覗いてみると
あらまっ!
増えてる!

足を引っ張る友

しかも!
あとで羽化してきたトンボが、もう飛び立てるであろうトンボの前の羽を掴んでる!

先に飛び立つ準備ができた友達の足を引っ張るなんて!ん?足はひっぱってない?羽をおさえるなんて!それで
「ちょっとまっててよ、一緒に飛びたとうよ」
なんて思っているのでしょうか?
そういうのはやめようよ!

と水槽の中に向かってブツブツ言っている変なおばさんの目撃情報がなかったからよかったです。

3時に見たときには2匹とも飛び立った後でした。
結局一緒に行ったのかな?
火曜日は暖かくてとても良い日でしたから、羽化日和だったのですね。
水中にいてどうしてわかるのでしょう?
毎朝顔をだして気温湿度など感じとっているのでしょうか?

4匹入れておいたので様子をさぐってみましたが、もうヤゴはいませんでした。
ヤゴを飼育することは意外と大変です。
基本的に生きているもの(動いているもの)を食べるのでしょう、ザリガニの餌を入れてみたものの食べてくれないので逃がそうかなと思いながらミジンコを入れてきました。
多分共食いの結果、4匹が2匹となったのだと思います。
厳しい生存競争を強いてしまったことに罪悪感を抱きながらも、2匹の旅立ちが嬉しかった日でした太陽

自分が不安な時でも、友達の足を引っ張る人にはなりたくないと思いました(●^o^●)
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