理想の子どもの支え方
昨日の朝、浜松に上陸した台風18号は雨がすごかったですね。
安間川、芳川はまさに学区内の川ですから特に未明の風雨はかなり怖い思いをしましたね(T_T)
しかし、上陸後しばらくでみるみる天候は回復、一三夜だった昨夜は大変明るく美しい月が観られました。
休校になって時間が急にたっぷりできた娘が作ったお月見団子です。

オラフに見えますか?(●^o^●)
増水した時の川の様子を見に行くのは厳禁ですが・・
水位も上がってきたというし、道の冠水もないようなので、晴れてから犬の散歩をしながら安間川を見てきました(^_^;)
台風で増水した川には実は恐怖の思い出があります。
息子が小学1年生から中学3年生まで自由研究で「橋の研究」をしていました。
橋の人や車が通るところを『桁(けた)』と言い、この桁を支えている川の中で踏ん張っている太い柱のような、台のようなものを『橋脚(きょうきゃく)』と言います。
当時小学4年生くらいだった息子と台風の直後に天竜川の橋脚の様子を見に行こうということになり、2歳か3歳だった娘も乗せて車で見に行きました。
濁流がゴーゴーと音をたてていました。
いつも遊ぶ河川敷もすっかり姿を消していましたので、浜松の堤防から磐田の堤防までのとんでもなく幅の広い黄河みたいな(イメージ)川となっていたのです。(写真は晴れているときです。)

磐田側に行ってみよう!ということになり渋滞していましたが渡って行くと、かなり揺れました(@_@;)
渋滞していたんので余計に揺れを感じたのでしょう。
幼い娘は帰りたいと泣き叫び、息子と私は恐怖で固まる。
水の強い流れが橋脚に当たり、橋脚の揺れが桁に伝わったのです。
そもそも、橋脚は水の流れにとって無いほうがよいものです。
水の流れをさまたげ、流れを複雑に変化させてしまうからです。
まさにその研究をしていたので見に行ったわけですが、あまりの恐怖に早く車進んで~と思ってもなかなか進まず、引き返すこともできず、そもそも磐田に無事に着いたところでもう一回反対向きに渡らないと家には帰れない(ToT)/~~~
無事に帰ってきたからいいようなものの、興味だけで用もないのに橋を渡った親・・ 本当に反省しています。
さてこの橋脚、たとえば原始的に小さな狭い水路に比較的厚い板を渡したとすれば橋脚は要りません。これが一番単純な桁橋(けたばし)です。水路の幅が広くなってくると板一枚だけだと中央部分ではたわんでしまいますね。
もっと幅が広がれば板は割れてしまうでしょう。
板を厚く丈夫な物にすれば強くなりますが、限界がありますよね。
そこで橋脚を真ん中で支えるとビックリするほど橋は強くなるのです。
流水の中に立ったことがある方なら橋脚にかかる水圧を想像ができるでしょう。
それが昨日のように増水すると

こんなになって、そして今日には水か引いて

と、こんなになります。
橋脚には次々と大きな草や木の枝が引っ掛かってますます橋脚に負担がかかるのです。
橋脚で水の流れが変化して橋脚の足元もほられたりもします。
支えるって大変なことですね!
「縁の下の力持ち」という言葉もありますが、「水中の力持ち」なんですね橋脚は!
子どもを支えるのが親の役目だと気合いを入れすぎて、親の大きな力だけで子どもを支えようとすると流れを遮り、本来は子どもの下をさらさら流れ去ってゆくはずだったものまで親に引っかかり、流れを乱し、みかけの大きさだけの支えだったりすると水圧を大きくするだけで、最悪橋脚が倒れてもちろん桁も道連れ・・・
あら?親と橋脚が完全にごちゃごちゃになっていますねm(__)m
つまり、橋脚はあったほうが長い川を渡れる!
でも橋脚は流れの負担にならずに桁を支えなくてはならない!
ということを台風18号から考えさせられたわけです(*^_^*)
橋のことを語り始めると1時間かかるのでこれで終わります。
橋の話はまたいつか始まります。

安間川、芳川はまさに学区内の川ですから特に未明の風雨はかなり怖い思いをしましたね(T_T)
しかし、上陸後しばらくでみるみる天候は回復、一三夜だった昨夜は大変明るく美しい月が観られました。
休校になって時間が急にたっぷりできた娘が作ったお月見団子です。

オラフに見えますか?(●^o^●)
増水した時の川の様子を見に行くのは厳禁ですが・・
水位も上がってきたというし、道の冠水もないようなので、晴れてから犬の散歩をしながら安間川を見てきました(^_^;)
台風で増水した川には実は恐怖の思い出があります。
息子が小学1年生から中学3年生まで自由研究で「橋の研究」をしていました。
橋の人や車が通るところを『桁(けた)』と言い、この桁を支えている川の中で踏ん張っている太い柱のような、台のようなものを『橋脚(きょうきゃく)』と言います。
当時小学4年生くらいだった息子と台風の直後に天竜川の橋脚の様子を見に行こうということになり、2歳か3歳だった娘も乗せて車で見に行きました。
濁流がゴーゴーと音をたてていました。
いつも遊ぶ河川敷もすっかり姿を消していましたので、浜松の堤防から磐田の堤防までのとんでもなく幅の広い黄河みたいな(イメージ)川となっていたのです。(写真は晴れているときです。)

磐田側に行ってみよう!ということになり渋滞していましたが渡って行くと、かなり揺れました(@_@;)
渋滞していたんので余計に揺れを感じたのでしょう。
幼い娘は帰りたいと泣き叫び、息子と私は恐怖で固まる。
水の強い流れが橋脚に当たり、橋脚の揺れが桁に伝わったのです。
そもそも、橋脚は水の流れにとって無いほうがよいものです。
水の流れをさまたげ、流れを複雑に変化させてしまうからです。
まさにその研究をしていたので見に行ったわけですが、あまりの恐怖に早く車進んで~と思ってもなかなか進まず、引き返すこともできず、そもそも磐田に無事に着いたところでもう一回反対向きに渡らないと家には帰れない(ToT)/~~~
無事に帰ってきたからいいようなものの、興味だけで用もないのに橋を渡った親・・ 本当に反省しています。
さてこの橋脚、たとえば原始的に小さな狭い水路に比較的厚い板を渡したとすれば橋脚は要りません。これが一番単純な桁橋(けたばし)です。水路の幅が広くなってくると板一枚だけだと中央部分ではたわんでしまいますね。
もっと幅が広がれば板は割れてしまうでしょう。
板を厚く丈夫な物にすれば強くなりますが、限界がありますよね。
そこで橋脚を真ん中で支えるとビックリするほど橋は強くなるのです。
流水の中に立ったことがある方なら橋脚にかかる水圧を想像ができるでしょう。
それが昨日のように増水すると

こんなになって、そして今日には水か引いて

と、こんなになります。
橋脚には次々と大きな草や木の枝が引っ掛かってますます橋脚に負担がかかるのです。
橋脚で水の流れが変化して橋脚の足元もほられたりもします。
支えるって大変なことですね!
「縁の下の力持ち」という言葉もありますが、「水中の力持ち」なんですね橋脚は!
子どもを支えるのが親の役目だと気合いを入れすぎて、親の大きな力だけで子どもを支えようとすると流れを遮り、本来は子どもの下をさらさら流れ去ってゆくはずだったものまで親に引っかかり、流れを乱し、みかけの大きさだけの支えだったりすると水圧を大きくするだけで、最悪橋脚が倒れてもちろん桁も道連れ・・・
あら?親と橋脚が完全にごちゃごちゃになっていますねm(__)m
つまり、橋脚はあったほうが長い川を渡れる!
でも橋脚は流れの負担にならずに桁を支えなくてはならない!
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