屋外彫刻のメンテナンス
高嶋直人さんと坂本雅子さんによる『ブロンズ彫刻メンテナンス鑑賞体験』に参加させていただきました。
高嶋さんは、みつばち彫刻鑑賞会として、彫刻のクリーニング、メンテナンス体験を通して、地域の彫刻やその歴史の魅力に触れるワークショップなどの活動をされている方です。
ブロンズ彫刻は、半永久的に、少なくとも100年200年は不変だと勘違いしていました。
屋外彫刻は、酸性雨や大気汚染などにより、傷みます。
蜜蝋でのワックスメンテナンスを教えていただきました。
私はイタリア人の頭部(室内ほぞわされていたもの)と、小鳥(屋外の公園に設置されていたもの)をワックスがけし、磨き具合をきをつけながら、また、作者の意図など想像しながら磨きました。
水をかけるとメンテナンス後は、水をしっかり弾いていました。
実は、屋外設置の彫刻は、管理者がバラバラだったり、撤去されたものもあったりして気になっていました。歩道や公園などのいわゆるパブリックアートが、もっと注目されて、大切にされるといいなと感じていたところ、こんなに素晴らしい活動されている方と出会うことができました。
広小路通りには、水野欣三郎氏の作品も複数設置され、アクトシティにも多くの彫刻があります。
浜松でもこのような活動により、彫刻に愛着が深まるのではと感じました。
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